真珠のお手入れ

貴方が大切な真珠とながく付き合って頂くための約束事

大量生産、大量消費の世の中の流れに逆らうように、一つのものを代々に渡り大切に受け継いでゆく。ものに敬意を払い、お手入れをしながら丁寧に長く愛用する古くからの習慣は、とても美しいと感じます。

真心を込めてつくられたものを、使い手も真心をこめて扱う。そんなやさしさに満ちた物を大切にする心は、私たちの心にもきっと宿っているはず・・・。

ぜひ、このページを参考に変化を伴う真珠のお手入れをお楽しみ頂ければ幸いです。

お手入れの約束事

真珠は『宝石』という石の名を冠しながらも、その実 有機質(生命力の宿った生物)から生まれる特別な宝石なので、ダイヤモンドや色石などの石ものや金属とは当然お手入れの方法が異なります。

ですが、ご安心ください!適切なお手入れと保管をすれば真珠はすぐに劣化してしまうものではないのです。

使用後は必ず汚れをふき取る。女性も1日の終わりには、お顔を洗って肌を整えますよね?

真珠も同じなんです。

ネックレスなどは特に、身に着けていると汗や香水・化粧品などの油分が真珠の表面に付きます。 これを長時間そのままにしておくとテリが失われたり、最悪の場合、珠の表面が荒れたりする可能性があります。

真珠の二大・大敵!

皮膚分泌物

皮膚分泌物

汗

ご使用後は、必ずやわらかい布でやさしく拭き取ってください。

ちょこっとポイント
夏場など、汗がたくさん付いてしまった時などには40度程度のお湯で濡らしよく絞った布と、空ぶき用の2枚用意します。

そして 先に濡らした方でやさしく表面の油分をふき取り、そのあと直ぐに、もう1枚の乾いた布で水分を吸い取る方法をおすすめします。

ぜひ、大切な真珠と長く付き合うためにも 使ったら仕舞う前に拭く という習慣をつけてください。 ただこれは、どのような場合でも絶対にしなければいけないという事ではありません。 何事も、過ぎたるは及ばざるが如し!!

私たち真珠に携わっている人たちでも 毎回必ず拭いているかというと、そうでもありません。 使用する頻度が高い場合には、逆に2回に一回くらい お手入れの回数を少し減らしても大丈夫だと 思います。

注意して欲しいのは、お手入れしていない状態で長期間放置してしまうことです。 真珠の表面に汗などが着いたまま何ヶ月も経つと真珠の表面が化学変化を起こし、輝きを失ってしまう 可能性もあります。

その他にも真珠の苦手なものをご覧ください。

果物・酢物・汗などに含まれる
酸に弱い

酸

炊事・お風呂など傷つきやすく
多湿の場面

多湿

美容系化学物質を含む

美容系化学物質

保管の約束事

真珠を末永くご愛用いただくためには、保管の仕方もお手入れに関わる重要な要素の1つです。

ここで知っておいて欲しいのは、繊細なパールジュエリーを保管する際は、他のジュエリー(特に鉱石もの)と接しないよう、仕切りのついたジュエリーボックスなどで分けるか 又は 真珠単体のジュエリーケースで保管してください。

また、海の中で育つ真珠は熱や紫外線の影響で色が変わるなど品質が劣化する場合がありますので、理想としては、

  • 直射日光(常時、蛍光灯の光があたる事もあまり好ましくはない)のあたる場所
  • 高温多湿(窓の付近など温度変化の激しい)場所に当てはまる場所には置かないようお気をつけください。

直射日光を避ける

直射日光

温度変化の大きな場所は避ける

温度変化

湿度の高い場所は避ける

湿度

ちょこっとポイント

よく勘違いされがちな、パールネックレスの正しい収納法をご紹介します。

保管

お店で購入すると、パールネックレスは綺麗にジュエリーケース内のツメに固定されていますよね?

これはお家に到着するまでに、動いて珠と珠が擦れ合うことがないようにするために掛けているんです。

でも、このネックレス、お家に帰ってからもそのままの状態で仕舞っちゃうと・・・

保管2

こう!なりますよね!!!

大変、折れちゃってますよ!?

保管3

だから、本当はこう仕舞ってほしいんです。

ネックレスは留金具(クラスプ)を外してクッションの上にくるくるっと丸めて置いてください。

これならネックレスに変な折れ目が付くことも無いですし、珠だって擦れ合いません。

ロングネックレスなども同じ要領で、こういう風に保管して頂ければ幸いです。

真珠。それは宝石の中でも優しくそして凛としているジュエリーです。
大切にあなたの御そばに置いてください。

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